「ここは俺に任せて先に行け」(ここ俺)のキャラクターで、まず押さえておきたいのがセルリス・モートンです。
ゴランの娘でFランクながら実力はBランク相当、そして思い込みの激しい天然さ。このギャップこそが彼女の人気の理由です。
この記事では、セルリスを中心に、ロック(ラック)を取り巻く登場人物の魅力と声優を、VODアニメ専門ライターの私・星野悠の視点で整理しました。
「誰に注目して見ればいいの?」「キャラが多くて覚えきれるかな?」という方が、本編を見る前の予習にも、見終わった後の振り返りにも使えるようにまとめています。
「ここは俺に任せて先に行け」とは?キャラ紹介の前におさらい
結論から言うと、「ここ俺」は最強の魔導士が正体を隠して“底辺の冒険者”からやり直す、仲間との関係性が魅力の冒険ファンタジーです。
まず簡単に作品のおさらいをしておきますね。
『ここは俺に任せて先に行けと言ってから10年がたったら伝説になっていた。』(略称「ここ俺」)は、えぞぎんぎつね原作のライトノベルを原作とするTVアニメです。
アニメは2026年7月6日からTOKYO MXほかで放送がスタートしました。放送は月曜22時30分の枠で、最終話の第12話は2026年9月21日に放送されています。
原作は「小説家になろう」で2018年6月から連載され、2026年5月時点でシリーズ累計発行部数は445万部を突破。その後のアニメ関連の告知では、累計450万部突破と紹介されています。
数字を見るだけでも、かなり長く読まれてきた作品だということが分かりますよね。
物語の主人公は、勇者パーティのSランク魔導士だったラック。
魔神王との最終決戦で、仲間の勇者エリックと戦士ゴランを先に逃がすため「ここは俺に任せて先に行け!」と言い放ち、一人で戦い続けます。
正直、この冒頭のセリフだけで胸が熱くなった、という方も多いのではないでしょうか。
ついに魔神王を倒したラックですが、元の世界に戻ったときには10年もの歳月が経過していて、自分を犠牲にした大英雄として伝説になっていました。
戦いの影響で見た目が若返っていたこともあり、ラックは正体を隠して「Fランク冒険者ロック」として、新しい人生を歩み始めます。
この「最強なのに、あえて底辺からやり直す」という設定が、キャラクターたちとの出会いをより面白くしているように感じます。
アニメ版では監督を神戸洋行さん、シリーズ構成を広田光毅さんが務め、アニメーション制作は月虹が担当。
主人公ロック役には梶原岳人さんが起用されています。
「ここ俺」アニメの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送開始 | 2026年7月6日(TOKYO MXほか) |
| 放送枠 | 月曜22:30〜 |
| 話数 | 全12話(最終話は2026年9月21日放送) |
| 原作 | えぞぎんぎつね(SBクリエイティブ刊) |
| 監督 | 神戸洋行 |
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| アニメーション制作 | 月虹 |
| 主人公ロック(ラック)役 | 梶原岳人 |
| 最終確認 | 2026年10月14日 |
続編や配信状況は変わる可能性があるため、最新情報はアニメ公式サイトや各配信サービスの公式ページで確認してください。
こうした土台を踏まえたうえで、いよいよキャラクターたちの魅力に触れていきましょう。
主要キャラクターと声優一覧|まず誰を覚えればいい?
キャラクターが多い作品なので、最初に一覧で整理しておきます。
初めて見る方は、ロック・セルリス・エリック・ゴラン・シアの5人を押さえておけば、序盤の人間関係はかなり追いやすくなるはずです。
| キャラクター | 声優 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| ロック(ラック) | 梶原岳人 | 正体を隠してFランクからやり直す元Sランク魔導士 |
| セルリス・モートン | 石川由依 | ゴランの娘。Fランクだが実力はBランク相当の天然ヒロイン |
| エリック | 森川智之 | 元勇者パーティのリーダー。現在は国王 |
| ゴラン | 小山剛志 | 元Sランク戦士。冒険者ギルドのグランドマスター |
| シア・ウルコット | 相良茉優 | 狼の獣人族・族長の娘でヴァンパイアハンター |
| ルッチラ | M・A・O | 幻術魔法を操る魔族の少女 |
| ミルカ | 小坂井祐莉絵 | ラックの屋敷で働く家政婦の少女 |
| ゲルベルガさま | チョー | ヴァンパイアの天敵とされる神鶏の末裔 |
| ガルヴ | 小林直人 | 甘えん坊な狼の霊獣 |
| シャルロット | 花井美春 | エリックの娘で姉 |
| マリー | 木下鈴奈 | エリックの娘で妹 |
シャルロットとマリーの姉妹は、放送開始前に追加キャストとして発表されたキャラクターです。
個人的なおすすめの覚え方は、「ロックを中心に、昔の仲間(エリック・ゴラン)と新しい仲間(セルリス・シア・ルッチラ・ミルカ)に分ける」こと。
この2つのグループを意識するだけで、「この人は過去を知っている側か、知らない側か」という視点で会話が楽しめるようになります。
セルリス・モートンの魅力とは?なぜ「ここ俺」人気No.1級ヒロインなのか
「ここ俺 セルリス」で検索してこの記事にたどり着いた方も多いと思うので、まずは彼女から。
結論から言うと、セルリスの魅力は「大英雄の娘という肩書きと、あまりに天然な中身とのギャップ」に尽きます。
セルリス・モートンは、ラックのかつての仲間であり、冒険者ギルドのグランドマスターを務める戦士ゴランの一人娘。
冒険者ランクこそFランクですが、実力は父親譲りでBランク相当の戦闘能力を持つとされています。
顔立ちは美人な母親(マルグリット)似で、性格は父ゴラン譲りの裏表のなさと、思い込みの激しさを併せ持つ、いわゆる「残念な美人」タイプです。
アニメ版では声優を石川由依さんが担当していて、2025年12月のティザービジュアル第2弾で追加キャストとして発表されたことも話題になりました。
「隠し子疑惑」から「一番弟子」へ|セルリスとロックの出会い
私が個人的に好きなのは、セルリスとロックの出会いのエピソードです。
正体を隠していたロックのことを、セルリスは最初「父ゴランの隠し子」、つまり自分の異母兄弟だと本気で信じ込んでしまいます。
「お父様の隠し子だなんて、怪しいと思っていました!」というような勢いで疑いの目を向けつつも、どこか嬉しそうにしていたという、いかにも彼女らしいエピソードですよね。
このシーン、初めて知ったとき「そんな勘違いある!?」と正直かなり驚きました。
アニメでは、第3話のサブタイトルが「隠し子疑惑を向けられた上、初冒険に付き合うことになった」となっています。
セルリスの魅力を短時間で知りたい方は、まずこの第3話をチェックしてみるのがおすすめです。
でもその後、ロックの正体が10年前に世界を救った伝説の魔導士ラックだと知ると、セルリスの態度は一変します。
驚きのあまり一度固まってしまうものの、立ち直った後は深い尊敬の念を抱き、なんと「ラックの一番弟子」を自称するようになるのです。
「疑い」から「憧れ」へと振り切れる、この感情の振れ幅の大きさが、セルリスというキャラクターの一番の見どころだと私は考えています。
Fランクなのに実力はBランク相当という理由
Fランクという肩書きに反して実力がBランク相当というギャップも、彼女の魅力を語るうえで外せないポイント。
これは彼女自身の危なっかしい面や、周囲が無茶な依頼を受けさせないよう調整していたことが関係していると考えられます。
強さを隠しているというより、「本人も気づいていない伸びしろがある」タイプのヒロインだと捉えると、より応援したくなる気がします。
ここで面白いのが、ロックとセルリスはどちらも「ランクと実力が釣り合っていない」という点です。
ロックは自分の意思で正体と実力を隠しているのに対し、セルリスは周囲の配慮でランクが抑えられている。
同じ「低ランクなのに強い」でも、理由がまったく逆なんですよね。この対比を意識して見ると、二人が師弟のような関係になっていく流れにも説得力が感じられます。

面倒見のいい「お姉さん」としての一面
一人っ子だったこともあり、セルリスは家政婦として働くことになるミルカや、エリックの娘であるシャルロット・マリー姉妹を妹のように可愛がる一面も持っています。
こういう「強いのに面倒見がいい」というバランス感覚、私はここがかなり好きです。
ロックの前では「弟子」として振る舞い、年下の子たちの前では「お姉さん」になる。立場によって見せる顔が変わるのも、彼女を見ていて飽きない理由のひとつです。
もしあなたが「天然だけど憎めないヒロイン」が好きなら、セルリスはかなり刺さるキャラクターだと思います。
ロック(ラック)を支える仲間たち|エリックとゴランの存在感
セルリス以外の登場人物にも触れていきましょう。
まずは、ラックのかつての仲間である勇者エリックと、戦士ゴランです。
この二人は「10年前のラック」を知っている数少ない存在で、物語の過去と現在をつなぐ役割を担っています。
勇者エリック|ラックの伝説を広めた張本人
エリック(声優:森川智之さん)は、元・勇者パーティのリーダーで、王族の中からしか生まれない聖剣に選ばれし者。
剣士としての実力はSランクで、聖剣の力が合わさるとSSランクの強さを誇るとされています。
魔神軍を退けた功績から国王に推挙され、英雄ラック像を建設するなど、ラックの英雄伝説を国中に広めた張本人でもあります。
正直、この「勝手に伝説を大きくしてしまう」感じ、ラック側からするとありがた迷惑にも思えて、少しクスッとしてしまいました。
タイトルにある「伝説になっていた」の“伝説”を作ったのは、実はこのエリックだと考えると、物語の見え方が少し変わってきませんか?
戦士ゴラン|勇者パーティの「おかん」でセルリスの父
一方のゴラン(声優:小山剛志さん)は、元・勇者パーティのSランク戦士で、現在は冒険者ギルドのグランドマスター。
大柄で屈強な肉体を持ち、炎属性の大剣を振るう、絶対的な切り込み隊長タイプのキャラクターです。
見た目に反して家事全般をこなせる、勇者パーティの「おかん」的なポジションだったというのも、意外性があって面白いポイントですよね。
セルリスの天然な性格は、まさにこのゴラン譲りだと考えると、親子の血の繋がりを感じられて、私はここに妙な納得感を覚えました。
エリック、ゴランともに、10年ぶりに再会したラックに対して「年甲斐もなく大泣きして迎えた」というエピソードも公開されていて、長年の戦友としての絆の深さがうかがえます。
国王とギルドのトップという、本来なら近寄りがたい立場の二人が、ラックの前では昔の仲間に戻ってしまう。この温度差も、作品の温かさを支えている部分だと思います。
シア・ウルコットとルッチラ、ミルカ|新しい仲間たちの魅力
「ここ俺」の面白いところは、旧知の仲間だけでなく、ロックとして再スタートしたラックが新たに出会う仲間たちの存在です。
この3人は、「伝説のラック」ではなく「冒険者ロック」と出会った側という点がポイントになります。
シア・ウルコット|真面目なヴァンパイアハンター
シア・ウルコット(声優:相良茉優さん)は、Bランク戦士兼ヴァンパイアハンターで、狼の獣人族・族長の娘。
狼の獣人にはヴァンパイアの「魅了」が効かないという特性があり、一族でヴァンパイアハンターを生業としているという設定です。
ゴブリン討伐の依頼中にロックと出会い、共闘する中で彼の正体を知ることになるキャラクターです。
シアもまた、石川由依さん演じるセルリスと並んで、2025年12月のティザービジュアル第2弾で発表された注目のヒロインでした。
天然で突っ走りがちなセルリスと、真面目なシア。タイプの違う二人のヒロインがそろうことで、会話のテンポにメリハリが生まれているように感じます。
ルッチラ|男装する幻術使いの少女
ルッチラ(声優:M・A・Oさん)は魔族の少女で、強力な幻術魔法の使い手。
神鶏ゲルベルガさまを信奉していた一族の唯一の生き残りで、ヴァンパイアの襲撃から単身でゲルベルガさまを守っていたところをロックと出会います。
一族の不文律によって普段は男装しており、ラックも最初は少年だと思っていたというエピソードも、初見だと「そうだったの!?」と驚いてしまうポイントです。
一人で大切な存在を守り続けていたという点は、10年間一人で戦ったラックとどこか重なって見えます。個人的には、この共通点を意識して二人のやり取りを見るのがおすすめです。
ミルカ|明るく前向きな家政婦
ミルカ(声優:小坂井祐莉絵さん)は、ラックの屋敷で家政婦を務める少女。
両親と祖父を早くに亡くし、下水道で生活していたところを、屋敷の罠にかかったのを発見される形で保護されます。
この境遇だけを見るとかなり重い話に感じますが、公式のプロフィールでは「明るく前向きで、誰かの力になれるように行動する」性格だと紹介されていて、暗くなりすぎない絶妙なバランスが取られている印象です。
セルリスにとってミルカは、妹のように可愛がる存在として描かれていて、こうした年齢の近いキャラクター同士の関係性も、この作品の見どころのひとつだと私は感じています。
ゲルベルガさま・ガルヴほか|癒し系サブキャラクターにも注目
人間キャラクターだけでなく、動物や霊獣のキャラクターが多いのも「ここ俺」の特徴です。
ゲルベルガさま|見た目はニワトリ、正体は神鶏
ゲルベルガさま(声優:チョーさん)は、世界を昼と夜に分けたと言われる神鶏の末裔で、ヴァンパイアの天敵とされる存在。
見た目はただのニワトリですが、その鳴き声には「境界を引き直す」という力が秘められていて、ヴァンパイアが逃げるときに使うコウモリへの変化ですら、鳴き声を浴びればなすすべなく消え去ってしまうとのこと。
見た目とのギャップが強烈で、初めて設定を知ったときはかなり意外でした。
「見た目と中身のギャップ」はセルリスやロックにも共通するテーマで、ゲルベルガさまはそれを一番分かりやすく体現しているキャラクターかもしれません。
ガルヴ|大きな体の甘えん坊な霊獣
ガルヴ(声優:小林直人さん)は狼の霊獣で、ハイロードに捕らえられていたところをラックに助けられ、以降は同居することになったキャラクターです。
ニアなどを背に乗せて走れるほど大きい体を持ちながら、霊獣としてはまだ子供で甘えん坊という一面もあります。
ロックとシアが大好きという性格も、見ていて自然と頬が緩むポイントです。
こうした動物・霊獣キャラクターたちは、緊張感のある展開が続く物語の中で、視聴者がホッと一息つける存在になっているように思います。
星野悠が注目したい「ここ俺」キャラクターの見方
ここからは、キャラクター紹介を踏まえた私なりの楽しみ方の提案です。
「ここ俺」の登場人物を並べてみて気づいたのは、多くのキャラクターに「肩書きと中身のズレ」があるということでした。
- ロック:Fランク冒険者なのに、正体は伝説のSランク魔導士
- セルリス:Fランクなのに、実力はBランク相当
- ゴラン:屈強な戦士なのに、家事が得意な「おかん」
- ルッチラ:少年に見えて、実は少女
- ゲルベルガさま:ただのニワトリに見えて、ヴァンパイアの天敵
- ガルヴ:大きな体なのに、まだ子供で甘えん坊
こうして見ると、「見た目や肩書きでは分からない本当の姿」が、この作品のキャラクター造形の軸になっているように感じます。
そして物語は、その「本当の姿」に周囲が少しずつ気づいていく過程で、笑いや驚き、信頼が生まれていく構造になっているのではないでしょうか。
これから見る方は、新しいキャラクターが出てきたら「この人の肩書きと中身、どこがズレているんだろう?」と考えながら見てみてください。
キャラクターの名前を覚えるより先に、そのキャラの「ギャップ」が頭に残るので、登場人物が多くても混乱しにくくなるはずです。
どんな人に「ここ俺」のキャラクターは合いそう?
キャラクターの傾向から考えると、次のような方には特に楽しみやすい作品だと思います。
- 最強主人公ものが好きだけど、無双だけでなく人間関係も楽しみたい人
- 天然で憎めないヒロインや、ドタバタした勘違いコメディが好きな人
- 昔の仲間との再会や、長年の絆が描かれる物語に弱い人
- 動物や霊獣などの癒し系キャラクターが出てくる作品が好きな人
逆に、終始重く張りつめた展開だけを求めている方には、コミカルな場面の多さが少し軽く感じられるかもしれません。
とはいえ、ミルカやルッチラのように過酷な過去を抱えたキャラクターもいるので、明るさと切実さのバランスを楽しめる方には合いやすい作品だと考えています。
忙しい人ならどう楽しむ?キャラ重視の視聴プラン
TVアニメは全12話で放送されました。
1話あたりを一般的なTVアニメと同じ約24分と仮定すると、全話で約4時間48分になります。
仕事終わりに1日1話ずつなら、ちょうど12日ほどで見終わる計算です。休日に半分ずつ、2日で一気に楽しむ方法もあります。
キャラクター目当てで見るなら、次のような意識の向け方がおすすめです。
- 第1〜2話:ロック(ラック)の背景と、エリック・ゴランとの関係をつかむ
- 第3話前後:セルリスの「隠し子疑惑」から始まる関係の変化に注目する
- 中盤以降:シアやルッチラ、ミルカなど新しい仲間が加わり、屋敷の人間関係が広がっていく様子を楽しむ
※話数ごとの詳しい展開は、公式サイトのあらすじで確認すると安心です。
「全部を一度に覚えなきゃ」と構えずに、まずはセルリスとロックの掛け合いを楽しむくらいの気持ちで見始めると、仕事終わりの30分にもちょうどよい作品だと思います。
考察:キャラクターたちの魅力が生む「ここ俺」の温かさ
ここからは、記事を書く私自身の考察・私見として読んでいただければと思います。
「ここ俺」というタイトルを見ると、「最強主人公が無双するだけの作品」だと思う方もいるかもしれません。
ですが、実際にキャラクター紹介を並べてみると、この作品の面白さは「最強のラック(ロック)を、周囲のキャラクターたちがどう受け止め、どう関わっていくか」にあるのではないかと個人的には感じています。
セルリスの天然な勘違いエピソードや、エリック・ゴランの再会シーンの大泣きなど、コミカルな部分がしっかり描かれているからこそ、ラックが背負ってきた「10年間、たった一人で戦い続けた」という孤独の重みが、より際立って伝わってくるように思うのです。
また、シアやルッチラ、ミルカといった新しい仲間たちが、それぞれ過酷な過去や事情を抱えながらロックのもとに集まってくる構図は、「英雄が一人で救った世界を、今度は仲間たちと一緒に守っていく」という物語的な意味も持っているように感じます。
ゴブリン討伐の依頼という何気ない日常の出来事から、ヴァンパイアハンターのシアや、幻術を操るルッチラとの出会いにつながっていく展開は、王道でありながらも丁寧に作られている印象を受けました。
「ここは俺に任せて先に行け」という言葉は、本来は仲間と別れるためのセリフです。
それが10年後、今度は仲間が集まってくる物語の入り口になっている。私はこの構造こそが、「ここ俺」がただの無双ものに終わらない理由だと考えています。
筆者としては、フィリーやレフィといったキャラクターの存在によって、人間関係がさらに広がっていく点にも注目しています。
特にレフィは元・勇者パーティの治癒守護者でエリックの妻という立場から、ラックたちとどう絡んでいくのか、個人的にかなり気になるポイントです。
なお、アニメの続編については、2026年10月14日時点で私が確認できた範囲では公式発表を見つけられていません。原作小説やコミカライズは刊行が続いているので、続きが気になる方は原作をチェックするのもひとつの方法です。
まとめ
今回は「ここは俺に任せて先に行け」に登場するキャラクターたちについて、セルリスを中心にまとめてご紹介しました。
ゴランの娘という血筋を持ちながら、Fランクの中に規格外の実力を秘めたセルリス。
10年の時を経てなお強い絆を保つエリックとゴラン。
そして、シアやルッチラ、ミルカといった新しい仲間たちが、ロックとして再スタートしたラックの周りに少しずつ集まってくる過程は、「ここ俺」という作品の温かさをよく表していると思います。
キャラクターに共通する「肩書きと中身のギャップ」を意識して見ると、登場人物が多くても一人ひとりの魅力がぐっと頭に入りやすくなるはずです。
もしこの記事を読んで気になるキャラクターが見つかったら、ぜひ一度アニメの本編をチェックしてみてください。
セルリスの天然っぷりや、シアの真面目さなど、実際に動いて話す姿を見ると、また違った印象を受けるはずです。
よくある質問
セルリスの声優は誰ですか?
アニメ版でセルリス・モートンを演じているのは石川由依さんです。2025年12月のティザービジュアル第2弾で、追加キャストとして発表されました。
セルリスはFランクなのに、なぜ強いという設定なのですか?
セルリスは戦士ゴランの娘で、実力自体は父親譲りでBランク相当とされています。無茶な依頼を受けさせないよう周囲が調整していたことなどが、Fランクにとどまっている理由として描かれています。
「ここ俺」の主人公ロック(ラック)とセルリスの関係は?
セルリスは当初、正体を隠していたロックのことを「父ゴランの隠し子」だと勘違いしていました。その後、ロックが伝説の魔導士ラックだと知ってからは、彼の一番弟子を自称するようになります。
セルリスが登場するのはアニメの何話ですか?
アニメ第3話のサブタイトルが「隠し子疑惑を向けられた上、初冒険に付き合うことになった」となっており、セルリスとロックの関係が動き出すエピソードとして注目です。
「ここ俺」のアニメは全何話ですか?
TVアニメは全12話で、最終話の第12話は2026年9月21日に放送されました。



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