『とんでもスキルで異世界放浪メシ』(とんスキ)の従魔は、フェル→スイ→ドラちゃん→ゴン爺の順に加わった4体です。
アニメで会えるのはドラちゃんまでです。ゴン爺は、2026年11月1日時点では原作小説の12〜13巻でしか会えません。
この記事では、出版社や放送局が公開しているあらすじをもとに、各従魔の加入のきっかけ、主な能力、初登場の巻と話数を整理します。「誰が一番強いの?」「アニメで会えるのは誰まで?」「原作を読むならどこから?」と気になっている方が、検索結果に戻らずに判断できることを目指しました。
とんスキの従魔一覧|加入順・初登場の巻と話数
まず全体像です。原作小説、コミカライズ、アニメのどこで会えるかを、1つの表にまとめました。
加入順 名前(種族) 原作小説 コミック アニメで仲間になる回 声優
1 フェル(フェンリル) 1巻 1巻 第1期 序盤(第2話で従魔契約済み) 日野聡
2 スイ(スライム) 1巻(推定) 2巻〜3巻 第1期 第5話 木野日菜
3 ドラちゃん(ピクシードラゴン) 2巻終盤に登場、3巻で同行 未確認 第13話(第2期の初回) 村瀬歩
4 ゴン爺(古竜) 12巻で遭遇、13巻で従魔に 未収録 未登場 ―
主人公ムコーダ(向田剛志)の声は内田雄馬さんです。
確認時点は2026年11月1日です。
スイの原作巻数が「推定」になっている理由も書いておきます。
小説2巻『羽根つき餃子×幻の竜』の時点で、ムコーダはすでに複数の従魔と旅をしています。アニメでもスイの加入は全24話のうち第5話と早めです。この2点から1巻で仲間になったと読み取れますが、1巻の公式あらすじにはスイの名前がないため、推定としています。
ドラちゃんについては、2巻のサブタイトル「幻の竜」がピクシードラゴンを指しています。3巻『ビーフシチュー×未踏の迷宮』のドラン編では、すでにドラちゃんが一行と一緒に動いています。
アニメの話数表記にも注意が必要です。公式の告知では、第2期の初回を通し番号で「第13話」、最終回を「第24話」としています。一方、番組表サイトなどでは第2期を第1話から数えている場合があります。この記事では公式の通し番号を使います。
迷ったときは、「第1期は第1〜12話、第2期は第13〜24話」と覚えておくと、どの表記にも対応できます。
フェル(フェンリル)の加入経緯とスキル|結界・風魔法の主戦力
主な能力:風魔法などの攻撃魔法、魔物を寄せつけない結界、高ランク魔物の狩り、ムコーダへの魔法指導
フェルは伝説の魔獣フェンリルです。ムコーダの料理に釣られて従魔契約を結び、最初の仲間になりました。
コミック1巻の紹介文によると、きっかけは隣国へ向かう旅の途中の出来事です。ムコーダが護衛に振る舞った「猪肉の生姜焼き」の匂いに誘われて、フェルが現れました。
「フェル」という名前は、主人になったムコーダが付けたものです。
アニメ第2話「目立つ従魔は生きる伝説」の時点で、契約はもう済んでいます。ムコーダは冒険者パーティー「アイアン・ウィル」と別れ、街ファリエールでギルドに登録します。
フェルのスキルはアニメ何話で見られる?
フェルの能力は、第1期のあらすじを追うとよく分かります。
第3話「過ぎた力は料理の為に」:フェルが狩ってきた魔物をギルドに出すと、ほとんどがBランク以上だったことが分かる
第4話「地図が無くては始まらない」:フェルの風魔法を見たムコーダが魔法を教わりたいと頼み、厳しい特訓が始まる
第5話「風の女神は甘味がお好き」:食事中に魔物が来ないよう、フェルが結界を張る
フェルは風の女神ニンリルから加護を受けています。そのニンリルが異世界の甘味ほしさにムコーダへ接触してくることで、神様たちとの「お供え」のやり取りが始まります。
公式のキャラクター紹介には「なんでも食べるが野菜は嫌い」とあります。最強の魔獣なのに好き嫌いがある。この落差がフェルの憎めないところです。
フェルは戦うだけでなく、狩りの成果でムコーダの生活費を支え、魔法の先生にもなります。一行の中で戦力と暮らしの両方を支える柱だと言えます。
初めて見る方は、第3話の「ほとんどがBランク以上」というギルドの反応に注目してみてください。フェルにとっては日常の狩りが、周りの人には規格外の出来事として映る。このズレが、フェルの強さを実感できる一番分かりやすい場面だと思います。
スイ(スライム)の加入経緯とスキル|成長していく万能サポート
主な能力:主人のために戦う攻撃役、旅の中で強くなる成長性、原作では回復薬(ポーション)づくりなど戦闘以外の特技も
スイは、生まれたばかりのスライムです。アニメの公式キャラクター紹介では、ごはんをくれたムコーダに懐いて従魔になり、主人のために戦う存在と説明されています。
加入はアニメ第1期 第5話です。湖のほとりでフェルが結界を張って食事をしていたら、その中に生まれたてのスライムが紛れ込んでいた。これが出会いです。
結界の中に入り込めたのは、ごはんの匂いに引き寄せられたから。とんスキらしい出会い方です。
名前はフェルと同じく、ムコーダが付けました。
スイは何がすごい?
スイの面白さは、最初は一番小さいのに、旅をしながらどんどん頼もしくなっていくところです。
コミック6巻の紹介文では、フェルがスイに空を飛ぶ魔物との戦い方を教える場面が紹介されています。アニメ第1期 第10話のサブタイトルは「二匹の従魔はチートが過ぎる」で、フェルとスイの2体が鉱山でミスリルリザードに挑みます。
第5話で加わった赤ちゃんスライムが、第10話にはフェルと並んで「チート」と呼ばれている。この成長の速さが、スイを見守る楽しさにつながっています。
原作では、回復薬づくりのような戦い以外の特技も描かれていきます。強さだけでなく、ムコーダの商売や暮らしにも役立つのがスイらしさです。
第2期のティザービジュアル第3弾では、からあげを夢中で頬張るスイが描かれました。スイは、スピンオフ漫画『とんでもスキルで異世界放浪メシ スイの大冒険』(作画:双葉もも)の主人公でもあります。
個人的には、スイを「小さな癒やし枠」とだけ見ないほうが、作品を深く楽しめると思います。フェルが教え、ムコーダが名前と食事を与え、スイが応えて育つ。この関係の積み重ねが、一行の「家族感」を作っているからです。

ドラちゃん(ピクシードラゴン)はアニメ何話から?加入経緯とスキル
主な能力:小さな体を生かした飛行と素早さ、ダンジョンでの戦闘参加
答え:アニメでは第13話「新たな仲間はとんでもない」から登場します。
第2期『とんでもスキルで異世界放浪メシ2』は、2025年10月7日深夜24時からテレ東系列6局ネットで始まりました。Prime Videoでは放送直後から見放題で最速配信されました。
第13話のあらすじでは、フェル、スイと旅を続けるムコーダが食事を楽しんでいると、小さなドラゴンが突然ムコーダの顔に張り付いてきます。
第2期の発表時に公開されたティザーPVでも、ドラちゃんはムコーダの料理の匂いにつられて従魔になる仲間として紹介されていました。
4体のうち3体が「料理の匂い」をきっかけに仲間になっていることになります。
ドラちゃんのスキルと役割
ドラちゃんの強みは、小さな体で空を飛び回れる身軽さです。大きなフェルとは違う動き方で、一行の機動力を広げます。
第2期の第4話(通し番号で第16話)「ダンジョンはお惣菜とともに」では、ドランの街のダンジョンにフェルたちと潜ります。各階層のボスを順調に攻略していく、3体そろっての探索です。
ドランでは、ドラゴンが大好きなエルフでギルドマスターのエルランド(声:浪川大輔)と出会います。小説3巻の感想を見ても、エルランドがドラちゃんに熱すぎる視線を送り、ドラちゃんが引いてしまう場面が話題になっています。
第2期のティザービジュアル第4弾では、ドラちゃんがハンバーグを頬張る姿が描かれました。公式が「何を食べている姿か」で各キャラを紹介しているところに、この作品らしさが出ています。
フェルとスイだけだった食卓に、小さなドラゴンが加わる。それだけで、一行の会話や場面のにぎやかさが増します。仕事終わりに1話だけ見たいときも、ドラちゃんの登場回は明るい気分で見終えやすい回だと感じます。
ゴン爺(古竜)は原作何巻から?加入経緯とスキル
主な能力:フェルと真正面からぶつかり合える力、一行を背中に乗せて飛べる移動力
答え:ゴン爺とは原作小説12巻で出会い、13巻のあらすじで従魔になったことが紹介されています。
12巻のサブタイトルは「鶏のから揚げ×大いなる古竜」で、2022年6月に刊行されました。
公式あらすじによると、ムコーダ一行はブリクストのダンジョンの最下層にたどり着きます。そこで、創造神が教えてくれた危険な存在と出会います。それがゴン爺です。
ゴン爺とフェルの間には古くからの因縁があり、12巻では強大な2体がダンジョンの最奥でぶつかり合う展開が予告されています。最強クラス同士の再会というわけです。
2022年12月刊行の13巻『肉団子の甘酢あん×冒険者の流儀』のあらすじでは、この古竜もやはりムコーダの料理に目を付け、強引に従魔になってしまったと紹介されています。
ムコーダたちは「ゴン爺」と名付けた古竜の背中に乗って、カレーリナの自宅へ帰ります。歩いて旅してきた一行が「乗せて飛べる仲間」を手に入れたことで、移動の自由度が一気に上がります。
ゴン爺加入で何が変わる?
13巻では、ゴン爺の噂を聞いたエルランドがカレーリナまで押しかけてきます。「ギルドマスターを辞めてきた」と言ってつきまとい、特にゴン爺とドラちゃんが疲れ果てていきます。
古竜が加わっても話が重くならず、むしろ騒がしい日常が増える。とんスキのバランス感覚がよく出ている展開です。
アニメ第2期のキャストにゴン爺の名前はありません。アニメから入った人にとっては、まだ映像では会えていない仲間です。
とんスキの従魔はなぜ料理で仲間になる?他の異世界作品との違い
答え:フェル=主戦力、スイ=成長型サポート、ドラちゃん=機動力、ゴン爺=規格外の切り札。そして4体とも「ムコーダのごはん」でつながっています。
ここからは星野悠としての見方です。
魔物を仲間にする異世界作品には、よく見る型がいくつかあります。
テイマー系の職業やスキルで魔物を従える型
戦って勝ち、力を認めさせて配下にする型
『転生したらスライムだった件』のように、名付けによって魔物が強化される設定を持つ型
とんスキはどれとも少し違います。ムコーダは名前を付けますが、それで従魔が強くなるわけではなく、名前は愛称に近いものです。仲間が増える理由は、ほぼ一貫して「ムコーダの料理がおいしいから」です。
主人公は戦闘向きのスキルを持たない元サラリーマンです。それでも最強クラスの存在が次々と集まってくる。上下関係ではなく、胃袋でつながったパーティーです。
バトル中心の作品が少し疲れると感じる人にも、とんスキが合いやすい理由はここにあると考えています。
各巻の公式あらすじとアニメ各話のあらすじを時系列に並べてみると、もう1つ見えてくることがあります。仲間が増えるたびに、食卓の景色が変わっていくのです。
最初はムコーダとフェルの二人きり。第5話でスイが加わってかわいらしさが生まれます。第13話のドラちゃんで食卓がにぎやかになり、原作12〜13巻のゴン爺で一行のスケールが一気に大きくなります。
フェルだけでもほとんどの敵には勝てます。それでも仲間が増えていくのは、強さよりも「一緒に食べる顔ぶれ」が増えることに意味がある物語だから。私はそう読んでいます。

アニメ第3期でゴン爺は見られる?原作との進み具合から考える
答え:2026年11月1日時点で、アニメ第3期の制作は公式に発表されていません。仮に制作されても、第3期でゴン爺まで届く可能性は低いと私は考えています。
ここからは公式発表ではなく、確認できる情報をもとにした考察です。
アニメの各期と原作の対応は、あらすじから次のように読み取れます。
第1期(2023年1月10日〜3月28日、全12話):ワイバーンの群れを退け、カレーリナで念願の「あるもの」を探しにいく第12話で終了。ドラちゃんが登場する小説2巻の終盤より前まで
第2期(2025年10月7日〜12月23日、第13話〜第24話):ドラちゃん加入、ドランのダンジョン、陶器の街ネイホフを経て、海の街ベルレアンでクラーケンに挑むところまで。クラーケンの話は小説5巻のあらすじに出てくる
つまり、アニメは1期あたり小説1.5〜2巻ほどのペースで進んでいると推定できます。第2期の終わりが5巻付近だとすると、ゴン爺が出る12巻までは残り7巻ほどです。
同じペースなら、ゴン爺の登場は第3期ではなく、さらに数期先になる計算です。
あくまで推定なので、構成の変更や話数の違いで変わる可能性はあります。それでも「ゴン爺に早く会いたいなら原作で」というのが、現時点での現実的な答えだと思います。
小説は本編17巻まで刊行されています。赤岸Kさん作画のコミカライズは11巻まで出ています。刊行状況は変わることがあるので、最新情報は出版社の公式サイトで確認してください。
忙しい人が従魔に会うならアニメ何話から?
答え:フェルとスイなら第1話〜第5話、ドラちゃんなら第13話から見るのが近道です。
第1期・第2期とも全12話で、合計24話です。1話は約23〜24分なので、全話を通すとおよそ9時間半前後になります。
従魔を目当てに見るなら、次の区切りが目安です。
見たい場面 話数 合計時間の目安
フェルとの出会いと契約 第1話〜第2話 約50分
スイの加入まで 第1話〜第5話 約2時間
フェルとスイの共闘(第1期の山場) 第10話〜第12話 約1時間10分
ドラちゃんの加入 第13話 約25分
平日に1日1話ずつなら、第5話までは1週間で届きます。仕事終わりの1話で「今日はフェルの魔法回」「今日はスイの初登場回」と区切れるのは、1話完結に近いとんスキの見やすさです。
第2期から見始めても、第13話のあらすじでフェルとスイが旅の仲間として紹介されるので、置いていかれる心配は少ないはずです。ただ、スイの加入(第5話)と成長(第10話)を見ておくと、第2期のスイの頼もしさがより伝わります。
休日にまとめて見るなら、第1期の全12話を一気に見ても約4時間45分です。午前中に第1期、午後に第2期と分ければ、1日で従魔3体の登場まで追いつけます。
原作でゴン爺に会うなら何巻から読む?
答え:ゴン爺との出会いだけなら12巻から。ブリクストのダンジョン挑戦を通して楽しむなら、12巻より前の巻から読むのがおすすめです。
12巻のあらすじでは、一行はすでにブリクストのダンジョンに挑んでいます。前人未到の40階層でいったん地上に戻り、準備を整えて再び潜るところから始まります。
ダンジョンに入るまでの流れを知っていると、最下層での出会いがより印象に残ると思います。
アニメの続きから順番に読みたい場合は、第2期の終盤が小説5巻付近なので、5〜6巻あたりから読み始める方法もあります。
目的別に整理すると、次のようになります。
ゴン爺に会うことだけが目的:12巻から。従魔になる流れは13巻のあらすじで紹介されています
ダンジョン攻略の流れも楽しみたい:12巻の手前から読み始めて、再突入の場面から味わう
アニメの続きを順番に追いたい:5〜6巻あたりから。アニメとの重なりを確かめながら読み進められます
読む順番に正解はないので、「何を一番楽しみたいか」で選んでみてください。
まとめ
とんスキの従魔は、フェル、スイ、ドラちゃん、ゴン爺の4体です。
フェルは結界と風魔法を使う主戦力、スイは旅の中で強くなる成長型、ドラちゃんは身軽さが武器の機動力担当、ゴン爺はフェルと渡り合い一行を乗せて飛ぶ切り札です。
アニメではフェルとスイが第1期から、ドラちゃんが第13話から登場します。ゴン爺はアニメ未登場で、原作小説12〜13巻で会えます。
加入のきっかけがほぼ「料理」であることが、この作品のやさしい空気を作っています。まずは第1話から、食卓の顔ぶれが増えていく様子をのぞいてみてください。
よくある質問
とんスキの従魔は何体いますか?
フェル、スイ、ドラちゃん、ゴン爺の4体です。加入順もこの順番です。
スイはアニメの何話で仲間になりますか?
第1期 第5話「風の女神は甘味がお好き」です。フェルの結界の中に、生まれたてのスライムが紛れ込んでいたのが出会いです。
ゴン爺は原作の何巻で仲間になりますか?
小説12巻「鶏のから揚げ×大いなる古竜」でブリクストのダンジョン最下層にて出会い、13巻のあらすじで従魔になったことが紹介されています。
ドラちゃんはアニメの何話から登場しますか?
第2期の初回にあたる第13話「新たな仲間はとんでもない」からです。公式の通し番号では第13話ですが、番組表サイトによっては第2期の第1話と表記されていることがあります。
アニメ第3期でゴン爺に会えますか?
2026年11月1日時点で、第3期の制作は公式に発表されていません。仮に制作されても、ゴン爺が登場する原作12巻までは距離があるため、アニメで会えるのは先になる可能性が高いと考えています。ゴン爺に会いたい方は、原作小説12〜13巻が確実です。



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