黄泉のツガイ黒谷アキオの正体は?裏切りの理由と第17話を解説

巨大なツガイ・ヤマノカミを従えるスキンヘッドの大柄な男が屋敷の前に立つシーン アニメ作品情報
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『黄泉のツガイ』の黒谷アキオは、影森家に仕える「黒谷四姉弟」の三男です。しかし実際には、敵対勢力「西ノ村」とつながっていた裏切り者でした。

その事実がアニメで明かされるのは第17話「泣く子と悪い子」です。この記事では、アキオの正体、ツガイの「ヤマノカミ」、裏切りの理由、発覚後の扱いまでをまとめて解説します。

こんばんは、VODアニメ専門ライターの星野悠です。

仕事終わりの一息に、今日もアニメの話をさせてください。

第17話でアキオの正体が明かされる場面は、多くの視聴者が「え、そこ!?」と思わず声を上げそうになる展開です。

あとから振り返ると、驚く準備をさせるかのように伏線が丁寧に張られていました。気づけなかったことが少し悔しくなるタイプの驚きです。

この記事は、『黄泉のツガイ』を見ている方と、これから見てみようか迷っている方のどちらにも向けています。原作やアニメで明かされている情報をもとに、黒谷アキオの正体・過去・能力を整理しました。

さらに、第17話の衝撃をしっかり味わうには、どこから・どのくらいの時間をかけて見ればいいのかという視聴の目安や、見返すときに注目したい伏線ポイントもまとめています。

※この記事は、アニメ第17話までと原作の一部の展開に触れています。ネタバレを避けたい方はご注意ください。

  1. 黒谷アキオの正体とは?【結論】西ノ村と内通していた黒谷四姉弟の三男
  2. 黒谷アキオとは?影森家「黒谷四姉弟」の三男という立場
    1. 『黄泉のツガイ』アニメの基本情報
  3. アキオの能力は?巨大ツガイ「ヤマノカミ」との契約
    1. ヤマノカミの見どころは「大きさ」よりも「主との関係」
  4. アキオの裏切りが発覚したのはいつ?第17話「泣く子と悪い子」の展開
    1. ジンがアキオを疑ったきっかけ
    2. 追い詰められたアキオとガブちゃんの登場
  5. アサへの想いを叫ぶガブちゃんの怒り、そしてアキオの結末
    1. なもみはぎ、そしてみどりさんによる捕縛
    2. 第1クールOPにも仕込まれていた伏線
  6. アキオが裏切った本当の理由とは?母・ミナセとの再会
    1. 母・ミナセは何者?「封」の力を断片的に使える巫女
  7. 裏切り発覚後のアキオはどうなった?西ノ村での扱い
  8. 第17話の衝撃をしっかり味わうなら、どこから見る?
    1. 第17話までにかかる時間の目安
    2. 見返すときに注目したい伏線チェックリスト
  9. 『黄泉のツガイ』はどのVODで見られる?視聴前に知っておきたいこと
    1. 忙しい人ならどの見方が合いそう?
  10. 黒谷アキオはどんな人に刺さるキャラクター?
  11. 星野悠の考察|アキオというキャラクターが物語に果たす役割
    1. 「思い出は本物だった」というグレーさ
    2. 今後の見どころは?
  12. まとめ|黒谷アキオは影森家を裏切った黒谷四姉弟の三男
  13. よくある質問
    1. 黒谷アキオの声優は誰ですか?
    2. アキオはなぜ影森家を裏切ったのですか?
    3. アキオの裏切りが発覚するのはアニメ何話ですか?
    4. 第17話だけ見ても内容は分かりますか?
    5. アキオのツガイ「ヤマノカミ」はどんな能力ですか?
    6. 『黄泉のツガイ』はどこで配信されていますか?

黒谷アキオの正体とは?【結論】西ノ村と内通していた黒谷四姉弟の三男

先に答えを書いておくと、アキオは影森家の一員として暮らしながら、裏では西ノ村側に通じていた内通者です。

もう少し細かく整理すると、次のようになります。

  • 表向きの立場:影森家に仕える「黒谷四姉弟」の三男で、当主・影森ジンの部下として動く武闘派
  • 本当の立場:敵対勢力・西ノ村と内通し、影森家の内側から情報を流していた
  • 発覚した話数:アニメ第17話「泣く子と悪い子」
  • 裏切りの背景:痛みを感じにくい体質からくる孤独感と、実の母・ミナセとの再会
  • 発覚後:ガブちゃんとの対決を経て、最終的に捕縛される

「味方だと思っていた人が実は……」という展開は、物語でよく使われる仕掛けです。

ただアキオの場合は、裏切りの理由に「家族」というテーマが深く絡んでいます。そのため、単純な悪役として片づけられない後味が残ります。そこがこのキャラクターのいちばんの特徴だと、筆者は考えています。


黒谷アキオとは?影森家「黒谷四姉弟」の三男という立場

アキオは、荒川弘先生が原作を手がける幻怪ファンタジー『黄泉のツガイ』に登場する男性キャラクターです。

公式サイトのキャラクター紹介では、「影森家に仕える男性で、『黒谷四姉弟』の三男」「ヤマノカミの主」と説明されています。

声を担当しているのは綿貫竜之介さんです。

見た目はスキンヘッドの大柄な男性で、体格にも恵まれています。同じ黒谷四姉弟のハルオとともに、影森家の当主・影森ジンの部下として行動する武闘派です。

得物としてバールをよく使うのも、アキオを印象づけるポイントです。

アキオは「なんとなくいる脇役」ではなく、影森家の中でもはっきりと「戦力」として存在感を持って描かれていました。

この「頼れる身内」としての印象がしっかり作られていたからこそ、のちの裏切りがいっそう衝撃的に感じられるのだと思います。

もうひとつ押さえておきたいのが、アキオには「無痛症」という体質があるという点です。痛みを感じにくく、この体質が彼の生い立ちや性格に深く関わっていきます。

このあたりは、のちほど「裏切りの理由」のパートで詳しく触れます。

こうして整理すると、アキオは見た目のインパクトだけでなく、体質という設定の面でも、早い段階から「何か抱えていそう」なキャラクターとして描かれていたことが分かります。

『黄泉のツガイ』アニメの基本情報

アキオの話に入る前に、アニメ全体の基本情報も確認しておきます。

項目内容
原作荒川弘(月刊「少年ガンガン」連載/スクウェア・エニックス刊)
アニメ制作ボンズ(スクウェア・エニックス、アニプレックスとのタッグ)
監督安藤真裕
シリーズ構成高木登
第1クール2026年4月4日(土)からTOKYO MX、BS11ほかで放送、全12話
第2クール2026年7月4日(土)23時30分からTOKYO MXほかで放送
第2クールOP/EDOP:音田雅則/ED:菅原圭「孔雀」
アキオ登場の山場第17話「泣く子と悪い子」(第2クール)
最終確認2026年10月14日時点の公開情報をもとに整理

制作は、『鋼の錬金術師』のアニメと同じくスクウェア・エニックス、アニプレックス、ボンズの組み合わせです。

荒川作品をボンズが再び映像化するという点も、放送前から注目を集めていました。

アキオの正体が明かされる第17話は、第2クールの5話目にあたります。第1クールで積み上げた人間関係を、第2クールで大きく揺さぶる位置づけのエピソードだと考えると分かりやすいです。


アキオの能力は?巨大ツガイ「ヤマノカミ」との契約

アキオが使役するツガイは、「ヤマノカミ」という超巨大な存在です。声は村瀬歩さんが担当しています。

ヤマノカミは、白と黒の二体で構成されたツガイで、それぞれ一つ目を持つ巨大な化け物のような姿をしています。白い方が「山風」、黒い方が「谷風」と呼ばれています。

体は屋敷にも収まりきらないほど大きく、『黄泉のツガイ』に登場するツガイの中でも屈指のスケールです。

ちなみに、山風にはツノがありますが、片方が折れています。

これは過去に、影森家のガブリエル(通称ガブちゃん)から「上下関係を分からせる」という名目で勝負を挑まれたときの傷跡だとされています。

この設定ひとつで、ガブちゃんとアキオの間にあった力関係や、関係性の複雑さが伝わってきます。地味ですが、筆者が好きなポイントのひとつです。

アニメ第17話「泣く子と悪い子」では、屋敷よりはるかに大きなヤマノカミが動くだけで凄まじい威力を発揮します。そこへガブリエルが果敢に攻め込む、緊張感のある対決が描かれました。

単純な力比べではなく、キャラクター同士の感情がぶつかり合う場面として印象に残った方も多いのではないでしょうか。

※画像はAIによるイメージ

ヤマノカミの全貌が画面いっぱいに映し出される瞬間は、「屋敷サイズのツガイが本当に動いている」というスケール感に圧倒されるはずです。

原作のコマで読む迫力とはまた違い、巨大なものが「動く」ことの重みを映像で味わえるのは、このシーンならではの見どころだと感じています。

ヤマノカミの見どころは「大きさ」よりも「主との関係」

個人的には、ヤマノカミは見た目のスケールだけでなく、アキオとツガイの関係そのものにも注目したい存在です。

後半で触れるように、アキオは裏切りが発覚したあと、ヤマノカミとの契約を解いて逃がそうとするなど、自分のツガイへの愛着をうかがわせる行動をとっています。

「影森家を裏切った人物」と「ツガイを大切にする主」という二つの顔が同居しているところに、アキオというキャラクターの複雑さが表れているように思います。


アキオの裏切りが発覚したのはいつ?第17話「泣く子と悪い子」の展開

アキオの裏切りがはっきり明かされるのは、アニメ第17話「泣く子と悪い子」です。

前話のラストは、影森屋敷にひとり残ったアサに、バールを持ったアキオが迫るという不穏な場面で終わっていました。ところが、この状況自体が罠だったのです。

アサに扮していたのは、影森ジンのツガイ「スカベンジャー」の愛ちゃんの提灯部分でした。

アキオがバールを振り上げたその瞬間、愛ちゃんが姿を現してアキオの腕に食らいつき、裏切りが明らかになります。

ジンがアキオを疑ったきっかけ

ジンがアキオに疑いを持ったきっかけは、ユルと初めて戦ったときのことでした。

そのとき現場を指揮していたのはジンと、ツガイを出していた黒谷ハルオです。それにもかかわらず、ユルはツガイを出していないアキオの脳天めがけて牙を投げつけていました。

これは、アキオが放っていた不穏な気配に、ユルが敏感に反応した結果だったのです。

さらにジンは、屋敷が襲われた際に現場を指揮していた男の口を、情報を聞き出す前にアキオが封じてしまっていたことも思い返します。

あれは単なるミスではなく、口封じのための行動だったのではないか。そう推測したことが、罠を仕掛ける決め手になりました。

何気なく見ていた場面に、実はすべて意味があった。そう分かると、思わず最初から見直したくなりませんか?

追い詰められたアキオとガブちゃんの登場

追い詰められたアキオは、本物のアサが屋敷にいないと知ると、「アサちゃんが逃げ隠れできる場所を無くしてしまおうかな」とヤマノカミを呼び出します。

そこに現れたのが、本物のガブちゃんでした。

ガブちゃんは、フジムラヤマ倉庫へは向かわずに密かに屋敷に残っていました。アキオとの激突を見越して、待ち構えていたのです。

ジンの罠、愛ちゃんの変装、ガブちゃんの待ち伏せと、影森家側の「読み」が一気につながる構成は、謎解きの答え合わせのような気持ちよさがあります。


アサへの想いを叫ぶガブちゃんの怒り、そしてアキオの結末

このエピソードで特に印象的なのが、ガブちゃんの感情の爆発です。

ガブちゃんは「手加減できる自信がない!!」と歯を食いしばりながら、ヤマノカミに猛攻を仕掛けます。

その中で、アサが生まれたときから大人たちに終わりを望まれていたこと、座敷牢に閉じ込められていたことなど、アサが背負ってきた過酷な境遇を叫ぶように語ります。

ガブちゃん役の久野美咲さんが、いつもとは違う凄みのある演技を見せたことに、ファンからは「痺れた」という声が多く上がっていました。

普段の可愛らしい声色との落差があるからこそ、アサを大切に思う気持ちの強さがまっすぐ伝わってくる場面です。

なもみはぎ、そしてみどりさんによる捕縛

頭に血が上ったガブちゃんは、丸腰になったアキオに強く当たろうとします。それを、すんでのところで止めたのが黒谷ナツキのツガイ「なもみはぎ」です。

「泣く子はいないか」「悪い子はいないか」という台詞は、秋田のなまはげが元ネタとされています。実際、「なもみはぎ」はなまはげの別名でもあります。

第17話のサブタイトル「泣く子と悪い子」も、この台詞と重なっていると考えると、タイトルの付け方の妙が見えてきます。

一度は隙を突いて逃走を図ったアキオですが、その先で待ち構えていたのは、立川マコトのツガイ「みどりさん」でした。

八畳敷きの能力によって捕縛され、アキオは絶体絶命の状況を迎えます。

第1クールOPにも仕込まれていた伏線

アキオの裏切りは、実は第1クールのオープニングでもほのめかされていたと言われています。

OPアニメーションのラストで、みんなが前を向く中、アキオだけがそっぽを向いているカットがあるのです。

さらに原作第6話の扉絵でも、アキオだけが別の方向を向いているという細かい演出があるそうです。

こういう「あとから効いてくる伏線」を知ると、作品の見え方ががらりと変わります。気づいたときには思わず唸ってしまうタイプの仕掛けです。


アキオが裏切った本当の理由とは?母・ミナセとの再会

ここからは、なぜアキオが影森家を裏切ったのか、その動機に踏み込んでいきます。

結論から言うと、痛みを感じにくい体質からくる孤独感を抱えていたところに、実の母・ミナセと再会したことが大きなきっかけです。

アキオはもともと捨て子で、同じ黒谷四姉弟のハルオと似た境遇を持っています。

影森家に特別な恨みがあったわけではありません。むしろ、自分のように他者と違う感覚を持つ人間を受け入れてくれたことに感謝していたとされています。血のつながらない家族ができたことも、彼にとっては良い思い出だったようです。

それでも、他者とは違う感覚、特に「痛みを感じにくい」という体質ゆえの、埋まらない違和感を抱え続けていました。

その孤独感から、同じような境遇の仲間をインターネットで探すようになります。そこで出会ったのが、痛みを感じない者たちのコミュニティにいた実の母・ミナセでした。

「家族」というしがらみに縛られ、仲間を売るような行動に走ってしまった。これが、アキオの裏切りの核心部分です。

母・ミナセは何者?「封」の力を断片的に使える巫女

さらに気になるのが、母・ミナセの正体です。

ミナセは神懸かりで、「封」の力を断片的に使える巫女とされています。劇中では、ミナセがアキオの痛覚を封じ、意図的に歪な感性を持つよう仕向けていた可能性も指摘されています。

ここからは、作中で示された情報をもとにした考察です。

もしこの仮説が正しければ、ミナセは最初から、いずれ息子に内側から影森家を攻撃させるつもりで孤児院に預けていたのかもしれません。

ただし、ミナセの本当の狙いは現時点でもまだ謎に包まれています。断定できる段階ではない点は押さえておきたいところです。

筆者としては、この「母親による誘導の可能性」という設定に、裏切りという行動そのもの以上の怖さを感じました。

アキオは自分の意思で裏切ったのか、それとも生まれたときから選ばされていたのか。この問いがじわじわと効いてきます。重さの受け止め方は人によって分かれる部分だと思います。


裏切り発覚後のアキオはどうなった?西ノ村での扱い

裏切りが発覚したあとも、アキオの物語は終わっていません。

前述のとおり、アキオはヤマノカミとの契約を解いて逃がそうとしています。自分のツガイに対して、それなりの愛着があったことがうかがえます。

粘菌型のツガイに本尊を鉄砲玉のように使われた際には、その残骸を見てやるせない表情を浮かべる場面もあったとされています。

一方で、肝心の西ノ村の一団からは、母親も含めて、ただの「鉄砲玉」としか見られていないという切ない状況も指摘されています。

「西が優位に立つ」という意志のもとで動く西ノ村は、命の扱いが軽い集団として描かれています。アキオに対しても、影森家への襲撃の時点で役目は終わったと見なし、ヤマノカミごと大きな危機に向かわせる算段だったことがうかがえます。

つまり、襲撃から生き延びたこと自体がイレギュラーです。今後も替えの利く駒として扱われる可能性が高い、厳しい立場に置かれていることになります。

裏切り者でありながら、実は誰よりも利用され続けている。このねじれこそが、アキオというキャラクターの一筋縄ではいかない魅力だと思います。

単純な「悪役」として切り捨てられない哀しさが、彼にはずっと漂っています。


第17話の衝撃をしっかり味わうなら、どこから見る?

ここは、これから『黄泉のツガイ』を見る方、途中で止まっている方に向けたパートです。

結論としては、第1話から順番に第17話まで見るのがおすすめです。

アキオの裏切りの面白さは、「それまで頼れる身内として見ていた時間」があってこそ生まれます。第17話だけを見ても状況は理解できますが、驚きの大きさはかなり変わってしまいます。

第17話までにかかる時間の目安

一般的な30分枠のTVアニメは、本編がおおよそ24分前後です。この前提で計算すると、目安は次のとおりです。

見る範囲話数時間の目安(1話約24分で計算)
第1クール第1話〜第12話約4時間48分
第2クール冒頭〜アキオ回第13話〜第17話約2時間
合計第1話〜第17話約6時間48分

※実際の尺はOP・EDの有無や話数ごとの構成で多少前後します。

平日の仕事終わりに1日1話ずつ見る場合は、17日、つまり2週間半ほどで第17話にたどり着きます。

1日2話のペースなら9日ほどです。週末に第1クールをまとめて見て、平日に第2クールを1話ずつ進める方法なら、およそ1週間で追いつける計算になります。

見返すときに注目したい伏線チェックリスト

すでに第17話まで見た方は、次のポイントを意識して序盤を見返してみてください。アキオの「違和感」があちこちに見つかるはずです。

  • 第1クールOPのラストカット:みんなが前を向く中、アキオだけが別の方向を向いている
  • ユルとの初戦闘:ツガイを出していないアキオに、ユルが真っ先に牙を投げつけている
  • 屋敷襲撃後の場面:現場を指揮していた男の口を、情報を聞き出す前にアキオが封じている
  • アキオの体質に関する描写:痛みへの反応の薄さが、のちの「孤独」というテーマにつながる
  • ヤマノカミの折れたツノ:ガブちゃんとアキオの過去の関係を示す小さなヒント

1周目は物語を追うだけで精一杯でも、2周目はアキオの表情や立ち位置を追うだけで、まったく違う作品のように楽しめると思います。


『黄泉のツガイ』はどのVODで見られる?視聴前に知っておきたいこと

結論から言うと、『黄泉のツガイ』は複数の配信サービスで視聴できる作品です。ただし、配信状況、見放題の対象、料金、キャンペーンは時期によって変わるため、視聴前に各サービスの公式サイトで最新情報を確認するのが安心です。

参考として、放送当時に発表されていた情報を紹介します。

ABEMAの発表によると、第1クール全12話は2026年6月20日の第12話放送直後から無料配信が始まりました。第2クールの放送期間中は、第1クールの全話をいつでも無料で見られるとされていました。

あわせて、8月のお盆休みや9月のシルバーウィークにも、第2クール最新話までを全話無料で配信する企画が発表されていました。

ただし、これらは期間限定の施策です。2026年10月14日時点で同じ条件が続いているとは限りません。「無料」の範囲や期間は、必ずABEMA公式で最新の案内を確認してください。

U-NEXTなど、独自のポイントやキャンペーンを実施しているサービスも、対象作品や特典の内容が時期によって変わることは珍しくありません。

「見放題だと思って登録したら対象外だった」ということがないように、登録前に公式ページを確認する一手間を習慣にしておくと安心です。

忙しい人ならどの見方が合いそう?

  • この作品だけ追いつきたい人:無料配信や見放題の対象になっているサービスがないかを先に確認すると、出費を抑えやすいです
  • 平日に少しずつ見たい人:スマートフォンで1話ずつ進められるサービスなら、通勤時間や寝る前の30分を活用できます
  • ほかのアニメもたくさん見たい人:見放題作品の多い月額制サービスを比べてみるのがおすすめです

どのサービスでも、配信状況と料金は変わる可能性があります。最終的には公式サイトの情報で判断してください。


黒谷アキオはどんな人に刺さるキャラクター?

アキオは、次のような楽しみ方が好きな方に特に刺さるキャラクターだと思います。

  • 伏線回収が好きな人:OPのカットや何気ない行動が、あとからすべて意味を持つ快感を味わえます
  • 「悪役にも事情がある」物語が好きな人:アキオの裏切りには、体質・孤独・家族という重い背景があります
  • 家族の物語に惹かれる人:血のつながらない家族(影森家)と、血のつながった母(ミナセ)の間で揺れる構図が描かれます
  • 巨大なものが動く迫力を映像で楽しみたい人:屋敷を超えるヤマノカミの存在感は、アニメならではの見どころです

逆に、「家族に関する重いテーマは今は見たくない」という気分のときは、第17話前後はやや心に響く内容かもしれません。

そんなときは週末など、気持ちに余裕のあるタイミングで見るのもひとつの方法です。


星野悠の考察|アキオというキャラクターが物語に果たす役割

ここからは、筆者の個人的な見方として読んでいただければと思います。

『黄泉のツガイ』は、アサとユルという双子を軸にした過酷な運命の物語です。

その中でアキオの裏切りエピソードは、物語の過酷さを、敵対勢力という外側の脅威だけでなく、「身内の中にすら潜んでいるかもしれない」という内側の不安として描き直した点に大きな意味があると考えています。

個人的には、アキオの物語が「痛みを感じない」という身体的な特徴と、「家族の情を感じにくい」という心の距離感を重ね合わせている点に、とてもよく作り込まれた設定だと感じました。

痛覚という分かりやすい身体の違いを、感情や絆の希薄さという抽象的なテーマへつなげているところに、荒川弘先生らしい構成力が表れています。

「思い出は本物だった」というグレーさ

もうひとつ重要だと思うのが、アキオが影森家で得た「思い出」自体は本物だったらしいという描写です。

裏切り者だからといって、影森家で過ごした時間のすべてが嘘だったわけではありません。このグレーな部分こそが、視聴者の感情を揺さぶっているのではないでしょうか。

ここで少し視点を広げてみます。

アキオの構図は、主人公側のアサとユルの境遇と、どこか対になっているように見えます。

アサもユルも、大人たちの思惑や「家」の都合によって人生を左右されてきた子どもです。アキオもまた、母・ミナセの思惑によって人生を左右された可能性がある人物です。

つまりアキオは、「大人に選ばされた子ども」が、もし間違った側に引き寄せられてしまったらという、もうひとつの可能性を体現しているのではないか。筆者はそう考えています。

ガブちゃんが怒りの中でアサの過去を叫んだのも、偶然ではないように思えます。「子どもを道具にする大人」への怒りが、アサの件とアキオの件の両方に重なって見えてくるからです。

今後の見どころは?

ここからは公式発表ではなく、現在明かされている情報をもとにした筆者の予想です。

今後は、母・ミナセの本当の狙いと、アキオが本当に「痛覚を封じられた被害者」なのかどうかが、物語の大きな伏線として残り続けると考えています。

西ノ村側からただの駒として扱われている現状を踏まえると、アキオがこのまま退場するのか、それとも別の形で物語に関わってくるのかは、まだ読み切れません。

いずれにせよ、筆者としては、こうした「白黒はっきりつけられないキャラクター」がいる作品ほど、繰り返し見返したくなる強さを持っていると感じます。

一度見て終わりではなく、伏線を知ったうえで見返すと、また違う発見がありそうです。


まとめ|黒谷アキオは影森家を裏切った黒谷四姉弟の三男

黒谷アキオは、影森家に仕える「黒谷四姉弟」の三男でありながら、実は敵対勢力・西ノ村と内通していた人物です。

アニメ第17話「泣く子と悪い子」で裏切りが発覚しました。巨大ツガイ「ヤマノカミ」を操ってガブちゃんと激突したのち、最終的には捕縛されるという結末を迎えています。

裏切りの背景には、痛みを感じない体質ゆえの孤独感と、実の母・ミナセとの再会が深く関わっていました。ミナセの本当の狙いは、まだ明かされていません。

第1話から第17話までは、1話約24分で計算するとおよそ6時間48分です。平日に1話ずつなら2週間半ほどで、アキオの正体が明かされる瞬間にたどり着けます。

まだ本編を追いかけていない方は、ぜひ第17話までの流れを順番に見て、その衝撃を味わってみてください。

すでに見た方は、OPのラストカットやユルとの初戦闘を見返すと、アキオという人物の見え方が少し変わっているはずです。


よくある質問

黒谷アキオの声優は誰ですか?

黒谷アキオの声を担当しているのは綿貫竜之介さんです。アキオが使役するツガイ「ヤマノカミ」の声は、村瀬歩さんが担当しています。

アキオはなぜ影森家を裏切ったのですか?

痛みを感じにくい体質ゆえの疎外感や孤独感を抱えていたところに、実の母・ミナセと再会したことがきっかけとされています。「家族」というしがらみに縛られ、敵対勢力・西ノ村側に通じる裏切り行為に及んだと描かれています。

アキオの裏切りが発覚するのはアニメ何話ですか?

アニメ第17話「泣く子と悪い子」です。影森ジンのツガイ・愛ちゃんが仕掛けた罠によって裏切りが発覚し、ガブちゃんとの緊張感のある対決を経て、最終的に捕縛されます。

第17話だけ見ても内容は分かりますか?

状況はある程度つかめますが、おすすめは第1話から順番に見ることです。アキオを「頼れる身内」として見てきた時間があるほど、裏切りの衝撃と、OPのカットなどの伏線回収を深く楽しめます。

アキオのツガイ「ヤマノカミ」はどんな能力ですか?

白い「山風」と黒い「谷風」の二体からなる、屋敷にも収まらないほど巨大なツガイです。動くだけで大きな威力を発揮する、作中屈指のスケールを持つ存在として描かれています。

『黄泉のツガイ』はどこで配信されていますか?

複数の配信サービスで視聴できる作品です。ABEMAでは放送期間中に無料配信の施策も発表されていましたが、対象範囲や期間、料金はサービスごとに変わる可能性があります。視聴前に各サービスの公式サイトで最新の配信状況を確認しておくと安心です。

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