「無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す」の原作小説は、Web版なら小説家になろうやピッコマ、書籍版なら「アース・スター ルナ」レーベルの電子書籍・紙書籍で読めます。
ただし、アニメと同じ「~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~」という副題が付いているのは、実はコミカライズ(漫画版)のほうです。
こんにちは、星野悠です。
2026年夏にアニメが始まったことで、この作品を知って「原作の小説から読んでみたい」と思った方も多いのではないでしょうか。
ところが原作を探し始めると、「あれ、タイトルが違う……?」と戸惑いやすいのがこの作品です。
掲載サイトの変化、小説と漫画で異なる副題、アプリごとに違う無料範囲など、少し複雑なポイントがいくつもあります。
この記事では、そのあたりを整理しながら、「自分ならどの形で読むのが合っているか」まで判断できるように紹介していきますね。
無自覚聖女の原作小説はどこで読める?【結論】
まず結論を、読み方の目的別にまとめます。
- 無料で気軽に読み始めたい → 小説家になろう(番外編・SSなど)、ピッコマの小説版(一部無料話あり)
- 完結まで手元に置いて読みたい → 書籍版(アース・スター ルナ、副題「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」)
- アニメと同じタイトルで漫画として読みたい → コミカライズ版(アース・スターコミックス、副題「~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~」)
ここで一番大事なのは、検索するときのタイトルです。
小説を探すなら「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」、漫画を探すなら「公爵家の落ちこぼれ令嬢」で検索すると、迷わずにたどり着きやすくなります。
以下、形式ごとの違いを表にまとめておきます(2026年10月14日時点で確認できた情報をもとにしています)。
| 形式 | 主な掲載・販売先 | 副題 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Web版小説 | 小説家になろう | 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです | 番外編やキャラクター紹介、記念SSなど |
| アプリ版小説 | ピッコマ | 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです | 完結済み・全198話、一部無料話あり |
| 書籍版小説 | 電子書店・書店(アース・スター ルナ) | 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです | 電子書店では完結表示、第4巻まで確認可能 |
| コミカライズ | ピッコマ、コミックシーモア、pixivコミックなど(アース・スターコミックス) | ~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~ | 連載継続中、アニメとタイトルが近い |
価格・無料範囲・キャンペーンは変動するため、最新の条件は各サービスの公式ページでご確認ください。
原作小説はどこで生まれた?経緯を知ると探しやすい
原作小説はもともと「無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す〜今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです〜」というタイトルで、作者・あーもんどさんがアルファポリスと小説家になろうの両方に投稿していた作品です。
2020年10月30日、アルファポリスの近況ボードで「第2回アース・スターノベル大賞の奨励賞を受賞した」という報告がありました。
これに伴い、アルファポリス側の規約により、本編は同年11月2日(月)をもって非公開になることが告知されています。
一方で、小説家になろうでの連載は継続する旨が同じ投稿に書かれており、現在も小説家になろうでは関連作品が掲載され続けています。
ここは、知っておくとかなり探しやすくなるポイントです。
書籍化に伴って片方のサイトから作品が消えるのは、Web小説ではよくある流れとはいえ、当時のコメント欄では読者から「削除されるの……?」と不安の声も上がっていました。
古いブログやまとめ記事で「アルファポリスで読める」と紹介されていても、それは2020年11月以前の情報の可能性が高い、ということですね。
Web版はどこで読める?小説家になろう・ピッコマをチェック
小説家になろう
作者ユーザー名は「あーもんど」、ユーザーIDは1827050です。
関連作品として「【番外編】無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す〜今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです〜」というグループ掲載作品が確認できます。
キャラクター紹介やコミカライズ記念の書き下ろしSS(フローラ視点・テオドール視点など)も、このなろうのページ内で読めるようになっています。
本編を書籍やアプリで読んだあとに、別の人物の視点から物語を振り返る楽しみ方ができるのが、なろう版の魅力だと感じます。
ピッコマの小説版
もう一つ見逃せないのが、ピッコマで配信されている小説版「無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す 今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」です。
こちらは完結済みの作品として掲載されており、全198話のうち10話分が無料で読めるかたちになっていました(配信条件は変動するため最新は公式でご確認ください)。
累計閲覧数も135万件を超えていて、コミカライズ版とはまた違う読者層に支持されていることがうかがえます。
「原作小説をアプリでサクッと読める」というのは、忙しい人にはかなりありがたい形式です。
仕事終わりのスマホタイムでも、続きが気になったらすぐ開けるのはWeb配信ならではの良さですよね。
ちなみに全198話を1日5話ずつ読むなら約40日、1日10話なら約20日で完走できる計算です。
まずは無料の10話分で文章のテンポが自分に合うか試してから、続きをどう読むか決めるのが無理のない進め方だと思います。
書籍版の原作小説はどこで買える?出版社・レーベル情報
書籍版の原作小説は、アース・スター エンターテイメントの女性向けレーベル「アース・スター ルナ」から刊行されています。BOOK☆WALKERでは、このシリーズが「アース・スター ルナ」の新文芸として完結表示で扱われています。
同ストアでは第2巻・第3巻に加え、電子書店共通特典SS付きの第4巻まで並んでいることが確認できます。
第4巻のあらすじでは、カロリーナの強大な神聖力を公にするための「聖女試験」が開かれ、各国の代表の中に姉フローラの姿を見つける場面が紹介されています。
アニメから入った方にとって、書籍版は物語を最後まで、しかも作者の文章で読み切れるのが最大のメリットです。
電子書籍なら書店をめぐらなくても購入でき、紙書籍なら手元にコレクションとして残せます。
価格や在庫、キャンペーン内容は変動する可能性があるため、購入前には各書店の公式ページで最新情報を確認することをおすすめします。
「公爵家の落ちこぼれ令嬢」の書籍は漫画版なので注意
ここは特に間違えやすいので、はっきりお伝えしておきます。
小説家になろうの「書報」コーナーでは、「無自覚聖女は今日も無意識に力を垂れ流す ~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~ (2)」として、楽天ブックス(紙書籍)とAmazon(紙書籍)へのリンクが紹介されています。
出版社はアース・スター エンターテイメント、レーベルはアース・スターコミックスと明記されており、発売日は2023年3月10日です。
レーベル名が「コミックス」であることからも分かるとおり、こちらはコミカライズ(漫画)の第2巻です。
BOOK☆WALKERでも、この副題のシリーズはアース・スターコミックスの「マンガ」として分類されています。
「原作小説を買ったつもりが漫画だった」とならないよう、購入時はレーベル名(ルナ=小説/コミックス=漫画)を確認するのがおすすめです。
なお、この第2巻のあらすじには、大国・マルコシアス帝国のエドワード皇子との婚約で帝国入りしたカロリーナが、命を狙われる危機や祖国の異変の知らせに落ち着かない日々を送るなか、金色の瞳を持つエドワード皇子に心を癒やされていく様子が描かれています。
アニメで先に物語を知った方でも、帝国での新生活が一段と動き出す時期として楽しめる巻だと思います。
コミカライズ版との違いは?漫画で読みたい人はこちら
「原作小説」ではなく「漫画で読みたい」という方向けの情報も、混同しやすいので整理しておきますね。
コミカライズ(漫画版)はえとうヨナさんが手がけ、原作あーもんどさん・イラストあんべよしろうさんというクレジットで、ピッコマ、コミックシーモア、pixivコミックなど複数のプラットフォームで配信されています。

ピッコマ版は累計閲覧数が1500万を超える人気シリーズで、話読みなら19話分、巻読みなら2巻分が無料になるキャンペーンが実施されていました(期間・条件は変動するため要確認)。
コミックシーモアでは8巻まで配信されており、247件のレビューで平均評価3.7と、まずまずの支持を集めています。
配信開始日は2022年10月12日と記載があり、電子書店共通特典イラスト付きで購入できる巻もあるようです。
pixivコミックは「週刊コミック アース・スター」という掲載誌のなかで連載されており、直近では第41話②が2026年8月27日に更新されるなど、比較的コンスタントに新話が追加されています。
小説と漫画、どう読み分ける?
個人的におすすめしたいのは、まず漫画でテンポよく物語の流れを掴み、原作小説で心理描写を補うという読み方です。
漫画は表情や場面の空気が一目で伝わる一方、小説はカロリーナが何を感じ、どう迷っているのかを文章でじっくり追えるのが強みです。
「自分は役に立てるのか」と迷いながら嫁ぎ先で居場所を見つけていく物語なので、内面の変化を丁寧に追える小説は、この作品と特に相性が良い形式だと考えています。
また、小説は電子書店で完結表示になっているのに対し、漫画は連載が続いています。
「結末まで一気に知りたい」なら小説、「絵で少しずつ追いかけたい」なら漫画という選び方もできますね。
アニメの続きは原作小説の何巻から?
ここは多くの方が気になるところだと思います。
結論から言うと、アニメが原作小説の何巻までを描いたのかは、2026年10月14日時点で公式からの明確な案内を確認できていません。
そのため、この記事では「○巻から」と断定することは控えます。
そのうえで判断材料をお伝えすると、原作小説は第4巻で「聖女試験」という大きな山場に入っていくことが、あらすじから読み取れます。
ここからは公式発表ではなく考察ですが、アニメの1クール分で4巻すべてを描き切るのは分量的に簡単ではないため、アニメの続きを確実に追いたいなら、第1巻から通して読むか、アニメ最終話の場面を思い出しながら第2巻あたりから読み始めるのが失敗の少ない方法だと思います。
小説ならではの描写を楽しめるので、少し前から読み直しても損をした気分にはなりにくいはずです。
アニメ化でさらに広がる「無自覚聖女」の世界
2026年夏には、この作品のアニメ化も実現しています。
オリコンニュースのアニメ情報ページによると、放送は2026年6月30日スタートで、AT-Xほかで火曜日の夜10時から放送されています。
声の出演はカロリーナ役に高橋李依さん、エドワード役に古川慎さん、フローラ役に白石晴香さん、ギルバート役に田丸篤志さん、オーウェン役に岡本信彦さんという布陣です。
制作はマジックバスとピカンテサーカスが担当し、監督は熨斗谷充孝さん、シリーズ構成は待田堂子さん、キャラクターデザインは永井泰平さん、音楽はSUPA LOVEさんが手がけています。
主題歌はオープニングが花耶さんの「Windmaker」、エンディングはウタヒメドリームオールスターズによる「アンノウンミー」です。
アニメから入った方は、原作小説やコミカライズを遡ることで、アニメでは描き切れなかった細かいエピソードにも出会えるはずです。
たとえば、アニメで印象に残ったセリフの場面を小説で探してみると、「このセリフの裏にはこんな心情があったのかも」と、新しい発見につながりやすいと思います。
忙しい人なら小説・漫画・アニメのどれが楽しみやすい?
限られた時間の中で楽しむなら、生活スタイルに合わせて入り口を選ぶのがおすすめです。
- 通勤や寝る前の10分で読みたい人 → ピッコマの小説版。1話が短めに区切られているので、少しずつ進めやすい形式です
- 仕事終わりに頭を休めながら楽しみたい人 → コミカライズ版。絵で状況がすぐ分かるので、疲れている日でも物語に入りやすいです
- 休日にまとめて没頭したい人 → 書籍版。完結まで一気に読めるので、物語の流れを途切れさせずに楽しめます
- キャラクターの声や音楽も味わいたい人 → まずアニメ、その後に原作小説で補完
どれか1つに絞る必要はありません。
アニメで世界観に触れ、漫画で流れをつかみ、小説で心情を深掘りするという「3段階の楽しみ方」ができるのは、複数のメディアで展開されているこの作品ならではの良さです。
考察:なぜ入手方法が複雑になったのか
ここからは筆者としての見解になりますが、この作品の入手方法がやや分かりにくくなっている背景には、Web小説からの書籍化・コミカライズ・アニメ化という王道の展開ルートが関係していると考えられます。
もともとアルファポリスと小説家になろうという二つの投稿サイトで並行連載されていたところに、賞の受賞をきっかけに書籍化が決まり、片方のサイトの公開が終了したという経緯は、Web発コンテンツの権利整理としてはよくあるパターンです。
加えて、小説は「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」、漫画は「公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る」と、副題が分かれているのも混乱の一因だと感じます。
漫画版の副題は物語の方向性が一目で伝わる言い回しなので、新しい読者に届けやすい工夫なのかもしれません。
さらに、コミカライズ版が漫画アプリごとに配信話数や無料範囲が異なる点も、「結局どこで読むのが自分に合うのか」を迷わせる要因になっていると個人的には感じます。
一方で、これは裏を返せば、それだけ複数のプラットフォームから声がかかるほど作品の魅力が評価されているということでもあると思います。
今後はアニメ化を機に、原作小説の新装版や特典付き展開など、新しい読み方が広がる可能性もありそうです(現時点で公式発表を確認したわけではありません)。
個人的には、なろう版・ピッコマ小説版・書籍版のそれぞれで加筆や描写の違いがあるのかどうかも、今後じっくり読み比べてみたいポイントです。
まとめ
原作小説を読みたい場合は、無料で気軽に読み始めたいなら小説家になろうやピッコマの小説版、完結まで手元に置いて読みたいなら「アース・スター ルナ」の書籍版がおすすめです。
検索や購入の際は、小説=「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」、漫画=「公爵家の落ちこぼれ令嬢」という副題の違いを覚えておくと迷いません。
漫画のテンポの良さも味わいたい方は、ピッコマ・コミックシーモア・pixivコミックのコミカライズ版もあわせてチェックしてみてください。
どの入り口から読み始めても、カロリーナとエドワードの物語にたどり着けるのがこの作品のいいところだと思います。
さて、今夜はどこから「無自覚聖女」の世界に足を踏み入れますか?
よくある質問
原作小説と漫画版はどちらから読むべきですか?
好みによりますが、テンポよく物語を追いたいなら漫画版、心理描写までじっくり味わいたいなら原作小説がおすすめです。結末まで一気に知りたい場合は、電子書店で完結表示になっている小説版が向いています。
アルファポリス版はもう読めませんか?
2020年11月2日をもって本編が非公開になったと告知されているため、現在は読めない可能性が高いです。続きが気になる方は小説家になろうやピッコマの小説版、または書籍版を確認してみてください。
書籍版はどこで買えますか?
原作小説の書籍版は「アース・スター ルナ」レーベルから刊行されており、電子書店や書店で購入できます。楽天ブックスやAmazonで紹介されている「公爵家の落ちこぼれ令嬢」の副題付き書籍は漫画版(アース・スターコミックス)なので、レーベル名を確認してから購入するのがおすすめです。価格やキャンペーン内容は変動するため、最新情報は各ストアでご確認ください。
アニメと同じタイトルの本は小説ですか?
アニメに近い副題「~公爵家の落ちこぼれ令嬢、嫁ぎ先で幸せを掴み取る~」が付いているのはコミカライズ(漫画版)です。原作小説は「今代の聖女は姉ではなく、妹の私だったみたいです」という副題で刊行されています。



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